看護師が辞めたいと感じる原因は?年代別の理由やおすすめの転職先も
「看護師を辞めたい」と感じ、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
理由として、業務量の多さや夜勤のきつさ、複雑な人間関係などの原因がいくつも重なりやすい環境であるためです。
「2025年 看護職員実態調査」の結果によると、10人に1人の割合で看護師を退職される方がいます。
本記事では、看護師が辞めたいと感じる主な原因を年代別に整理し、辞めた場合に活かせるおすすめの転職先も詳しく紹介します。
キャリアの見直しを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
看護師が辞めたいと感じる6つの原因
看護師が「辞めたい」と感じるのは、決して珍しいことではありません。
日本医療労働組合連合会の2025年「看護職員の入退職に関する実態調査」によると、看護師不足による労働者への影響について、夜勤回数が増えたり、時間外労働が増加している点などが挙げられています。
このような過酷な勤務環境が、心身の疲弊を引き起こし、離職を検討する大きな要因となっています。
以下では、特に多く挙げられる看護師の退職につながりやすい6つの原因について詳しく解説します。
参考:日本医療労働組合連合会_2025年「看護職員の入退職に関する実態調査」
業務量が多い
病院は慢性的な人手不足であるため、現場に余裕がなく、看護師一人あたりの業務量は増え続けています。
このため、患者さんの対応に追われたり、急変への対応が求められたりと、気が抜けない状況が続きます。
さらに、残業が多くプライベートの時間が確保できないことも、仕事への意欲が低下する一因となっています。
業務量の過重が続くと、心身ともに限界を感じやすくなり、「辞めたい」という気持ちが生まれやすくなります。
責任が重い
看護師の仕事は、患者さんの生命に直結するため、高い責任感が求められ続けます。
点滴や投薬など些細なミスが重大な事故につながる可能性があり、ミスが許されないプレッシャーも存在します。
さらに、看護師の経験を積むほど後輩の指導や管理的な役割も担うようになり、責任の範囲が広がっていきます。
この精神的な負担が蓄積されることで、「もう続けられない」と感じる看護師も少なくありません。
休みがとりにくい
人手不足の職場では、有給休暇を自由に取得することが難しい状況もあります。
また、急な欠勤が出た際の穴埋めや、慢性的なシフト調整の難しさから、休日出勤を求められることもあります。
これらが原因で思うように休めない環境が続くと、疲労が回復しないまま働き続けることになり、燃え尽き症候群につながりやすくなります。
「せめてゆっくり休みたい」という当然の希望が叶わない職場環境が、退職を検討するきっかけとなるのです。
人間関係が良くない
看護師が辞めたいと感じる理由として、人間関係の問題も多く挙げられています。
職場内での上下関係の厳しさや、先輩からのきつい指導、派閥といった問題が、毎日の仕事の中でストレスになりやすい環境があります。
また、上司からパワハラを受けたことがあるという声も、多数報告されています。
こうした人間関係のストレスが精神的な疲弊を招き、退職の大きな引き金となりやすいのです。
給与が安い
看護師の仕事は、体力的・精神的な負担が大きいにもかかわらず、給与が見合っていないと感じる看護師は多くいます。
「過酷な労働のわりに給料が安い」
「業務量に対して給料が見合っていない」
という不満は、特に責任が増しても給与に反映されにくいと感じる30代・40代以降の看護師に多くみられます。
こうした不満が積み重なると、仕事へのモチベーションが低下し、転職・退職を検討するようになります。
夜勤がきつい
24時間体制の病棟勤務では、夜勤が避けられません。
日勤と夜勤を繰り返すことで生活リズムが乱れ、体調不良を引き起こしやすくなります。
特に夜勤は、拘束時間が長く身体的な疲労が大きいうえ、緊急対応なども少人数でこなさなければならない場面も多く、精神的なプレッシャーも高まります。
こうした夜勤の負担が年々蓄積し、「もう夜勤はできない」と感じることが退職の一因となっています。
【年代別】看護師が辞めたいと感じる原因
看護師が「辞めたい」と感じる背景には、年代によって異なる悩みがあります。
ここでは、20代・30代・40代・50代それぞれのステージで感じやすい課題を整理しました。
なお、看護師が辞めたいと感じる割合は年代を問わず高く、自分だけが特別悩んでいるわけではないことを知っておくことが大切です。
年代
| 主な辞めたい理由
|
20代
| ミスが多く不安が大きい・人間関係の悩み・理想と現実のギャップ
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30代
| 家庭との両立が難しい・出産・育児・結婚を機にした退職
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40代
| 体力的な限界・夜勤への負担増加
|
50代
| 責任の重さ・精神的な負担の増大
|
上記のように、年代ごとに看護師を辞めたいと感じる理由は異なります。
それぞれの詳しい内容を以下で解説します。
【20代】ミスが多く不安が大きい
20代、特に1年目の看護師は、学校で学んだことと実際の現場のギャップに直面しやすい時期です。
覚えることが多く、業務に追われながら知識や技術を習得しなければならないため、日々大きなプレッシャーがかかります。
また、ミスをすると先輩から厳しく指導されることもあり、「自分は看護師に向いていないのでは」と自信を失ってしまうケースも多いです。
この他にも、まだ職場に馴染めていない状況で起こる人間関係のトラブルも、精神的な負担を大きくする要因のひとつです。
入職後に理想と現実のギャップを感じる現象は「リアリティショック」とも呼ばれ、新人看護師の辞めたいという気持ちにつながりやすくなっています。
【30代】家庭との両立ができない
30代になると、結婚・出産・育児といったライフイベントが重なる時期に差し掛かります。
夜勤や不規則なシフトがある看護師の仕事は、育児との両立が難しいと感じる方が多く、退職を選択せざるを得ないケースもあります。
厚生労働省の調査によると、看護師の退職理由上位には「出産・育児」「結婚」「妊娠」などが含まれており、女性の多い職場であることが影響しています。
また、職場によって保育環境や時短勤務制度の整備状況に差があることも、退職を後押しする要因となっています。
【40代】体力的にきつい
40代になると、20代・30代に比べて体力の低下を実感する場面が増えます。
具体的には、夜勤の後の回復に時間がかかったり、立ち仕事による腰痛が慢性化したりと、身体的な負担が大きくなりやすい年代です。
また、長年にわたり積み重ねてきた身体への負担が限界点に達したと感じる方も多く、「体がついていかない」という理由での退職・転職が増える傾向にあります。
【50代】責任が重くなり精神的にきつい
50代になると、管理職や主任などのリーダー的な立場を担うことが増え、責任の範囲がさらに広がります。
部下の指導や病棟全体の管理、医師や他部門との調整など、プレイヤーとしての業務に加えてマネジメント業務も求められるため、精神的な疲弊が大きくなります。
また、定年が近づく中でキャリアの終盤について考え始める年代でもあり、「このまま看護師を続けるべきか」という問いと向き合う方も多くいます。
責任の重さと精神的な負担が重なることで、退職を決断するケースが増えます。
看護師を辞めたいと感じる方の割合
看護師を辞めたいと感じている方は、ごく一部の方だけではありません。
看護職員の入退職に関する実態調査では、退職者が採用者数を上回った施設が約6割と報告されています。
参考:日本医療労働組合連合会_2025年「看護職員の入退職に関する実態調査」
このように、実際に離職に至るケースも一定数存在しています。
「2025年 病院看護実態調査 報告書」の結果について
日本看護協会『2025年 病院看護実態調査 報告書』によると、2024年度における正規雇用看護職員の離職率は11.0%、新卒採用者の離職率は8.4%、既卒採用者の離職率は16.1%という結果が出ています。
つまり、毎年およそ10人に1人以上の看護師が実際に職場を離れていることになります。
ただし、離職率は病院の規模や設置主体によっても差があります。
看護師を辞めたいと感じたときは、まず今の職場を辞めたいのか、看護師という職業を辞めたいのかを整理することが、次のステップに進むために大切です。
看護師の経験を活かせるおすすめの転職先
看護師として培った専門知識や経験は、病院以外のさまざまな職場でも大いに活かすことができます。
ここでは、「看護師を辞めて違う仕事に就きたい」「看護師の資格を活かしながら働き方を変えたい」という方のために、おすすめの転職先を16種類ご紹介します。
転職先
| 特徴
| 看護師経験の活かし方
|
製薬メーカー
| 土日休み・残業が少ない
| 医療知識・病院とのネットワーク
|
医療機器メーカー
| 安定した働き方
| 医療現場の経験・操作知識
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CRO(開発業務受託機関)
| 専門性が高い
| 臨床経験・医療知識
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CSO(営業業務受託機関)
| 外勤が多い
| コミュニケーション力
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訪問看護ステーション
| 場所によっては夜勤が少ない
| 看護ケアの全スキル
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介護施設
| 夜勤あり・医療行為少なめ
| 療養ケア・患者対応
|
美容クリニック
| 土日勤務あり
| 注射・点滴などの技術
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産業看護師(企業看護師)
| 土日休み・残業が少ない
| 健康管理・救急対応
|
治験コーディネーター(CRC)
| 夜勤なし・土日休み
| 臨床経験・患者コミュニケーション
|
健診センター
| 土日休み・定時退勤が多い
| 採血・問診・保健指導
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医療事務
| 夜勤なし・土日休み
| 医療知識・処方内容の理解
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ケアマネージャー
| 比較的安定した働き方
| 療養知識・利用者対応
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心理カウンセラー
| 相談・支援職
| 患者対話の経験
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養護教諭
| 安定・長期休暇あり
| 医療ケア・応急処置
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衛生管理者
| 事務系・安定
| 医療・健康管理の知識
|
医療ライター
| 在宅・フリーランス可
| 専門医療知識・文章力
|
それぞれの転職先の特徴について詳しく解説します。
製薬メーカー
製薬メーカーでは、医薬品の開発・情報提供・市場調査など幅広い業務があります。
看護師の経験と医療知識を活かして、病院向けの医薬品情報を担当するMR(医療情報担当者)や、安全性情報の管理を担当するポジションなどへの転職が可能です。
また、製薬メーカーは土日休みで残業が少ない傾向があり、ワークライフバランスを改善したい方に向いています。
医療機器メーカー
医療機器メーカーでは、看護師時代に実際に使用した医療機器に関わる業務を担当できます。
例えば、病院へのデモンストレーションや操作説明、製品の情報提供などで、現場経験を活かすことができます。
医療と企業の両方の視点を持ち、最新機器に携わりたい方に適した転職先です。
CRO(Contract Research Organization)
CROとは、製薬会社から治験業務を受託・代行する機関のことです。
臨床開発モニター(CRA)として、治験が適切に実施されているかを確認する業務を担当します。
看護師や薬剤師などの医療資格保有者が優遇されており、医療現場の経験が評価されやすい職種です。
CSO(Contract Sales Organization)
CSOは製薬会社から医薬品の販売活動を受託する機関で、コントラクトMRとして活動します。
看護師としての医療知識とコミュニケーション力を活かして、医師や薬剤師への情報提供活動に携わります。
訪問看護ステーション
訪問看護ステーションでは、利用者の自宅に出向き、医師の指示にもとづいた医療ケアを提供します。
病院のような慌ただしさが比較的少なく、一人ひとりの利用者に時間をかけて向き合える点が魅力です。
ここでは、看護師としてのスキルを継続して活かすことができます。
介護施設
介護施設(特別養護老人ホームや老人保健施設など)では、医療行為が比較的少なく、身体介助やバイタル管理が業務の中心となっています。
落ち着いたペースで働きたい方や、高齢者ケアに専念したい方に適した環境です。
美容クリニック
美容クリニックでは、ボトックス注射や点滴などの処置補助、患者さんへのカウンセリングなどを担当します。
看護師の資格と注射・点滴スキルが直接活かせる職場です。
清潔感のある環境での勤務や接客的な要素を楽しめる方に向いています。
産業看護師(企業看護師)
企業の医務室や保健センターで勤務し、従業員の健康管理・健康相談・救急対応などを担当するのが産業看護師(企業看護師)です。
この仕事は土日休みで残業が少なく、定時で帰宅しやすい環境が整っていることが多い点が大きなメリットです。
ただし、求人が少なく、経験者が求められる傾向にあります。
治験コーディネーター(CRC)
治験コーディネーター(CRC)は、新薬開発の最終段階で行われる臨床試験(治験)を医療機関でサポートする職種です。
夜勤がなく、土日休みの職場が多いため、看護師時代より働き方を改善したい方に人気の転職先です。
看護師出身者がCRCとして活躍するケースは多く、患者さんとの関わりを継続しながら働けることも魅力のひとつです。
ただし、転職倍率が高い傾向にあるため、事前に十分な準備と情報収集が必要です。
健診センター
健診センターでは、採血・問診・保健指導・検査補助などが中心の業務です。
夜勤がなく、原則として土日休みのところが多いため、規則正しい生活リズムを取り戻したい方に向いています。
また、看護スキルをそのまま活かせる職場として、転職先としての人気も高くなっています。
医療事務
医療事務は、看護師経験のある方にとって即戦力として活躍できる選択肢のひとつです。
看護師は診療報酬の知識や医学用語・処方内容への理解度が高いため、スムーズに業務を覚えられる強みがあります。
また、夜勤がなく、勤務時間が規則正しいため、ライフスタイルを安定させたい方に向いています。
ケアマネージャー
ケアマネージャー(介護支援専門員)は、利用者の介護計画を作成・管理する職種であり、利用者のQOL向上に関わりながら比較的安定した環境で働ける点が魅力です。
なお、就業には看護師資格に加え一定の実務経験が必要です。
心理カウンセラー
看護師として患者さんとの対話や精神的なサポートを経験してきた方は、心理カウンセラーへの転職を検討する方もいます。
追加の資格取得が必要なケースが多いですが、看護師時代のコミュニケーション経験やメンタルヘルスに関する知識は転職後にも活用できます。
養護教諭
学校で子どもたちの健康管理・応急処置・保健指導を担当するのが、養護教諭です。
養護教諭免許状が必要ですが、看護師免許保有者は必要単位が一部軽減される場合があります。
養護教諭は長期休暇があり、安定した雇用環境で働ける点が魅力です。
衛生管理者
50名以上の事業所には衛生管理者の設置が義務付けられており、企業での職場環境の改善や健康管理に関わる役割を担います。
衛生管理者になるためには、学歴や労働衛生の実務経験などの要件を満たした上で免許の取得が必要です。
衛生管理者は、医療の知識が活かせる事務系の仕事として選択肢のひとつです。
医療ライター
医療ライターは、医療・看護に関する記事や書籍の執筆・監修を行う職種です。
看護師の専門知識と文章力を組み合わせて活躍することができます。
また、フリーランスとして在宅ワークが可能なケースもあり、育児や家事との両立を希望する方にも向いています。
まずはクラウドソーシングサービスで小さな案件から経験を積んでいくのが一般的なスタートの方法です。
単発バイトでキャリアを見直す方法も
「すぐに転職先を決めるのが不安」「もう少し今の職場で経験を積みながらキャリアを考えたい」という方には、単発バイトを活用して自分に合った職場環境を探す方法もあります。
単発の短時間勤務を試すことで、さまざまな職場の雰囲気を体感しながら、自分のキャリアプランを見直すことができます。
こうした働き方を支援するサービスとして、医療・介護系の単発バイトプラットフォーム「KANTAN!」があります。
「KANTAN!」では、勤務時間は3時間程度の短時間案件から掲載されているため、フルタイムで働きながらでも無理なく試すことができます。
また、月1回の勤務からでも対応が可能であるため、本業との両立やブランク後の復帰前の慣らし勤務にも最適です。
希望が多い土日の募集枠も用意されており、平日に時間が取りにくい方でも利用できます。
さらに、給与は日払いに対応しており、すぐに収入につなげることができます。
「転職する前にまず別の職場を体験してみたい」「しばらく休んでから少しずつ復帰したい」という方にとって、単発バイトはキャリアを柔軟に見直すための有効な手段です。
まとめ
看護師を辞めたいと感じることは、決して特別なことではありません。
業務量の多さ・責任の重さ・人間関係・夜勤など、多くの課題が重なる職場環境の中で、辞めたいと感じるのは自然なことでしょう。
年代によって看護師を辞めたいと感じる理由は異なりますが、大切なのは自分がどのような働き方を求めているかを整理することです。
「すぐに転職するのは不安だけれど、今の職場をそのまま続けるのも辛い」と悩んでいる方には、単発バイトを活用した働き方の見直しが有効です。
医療・介護の単発バイトサービス「KANTAN!」なら、3時間程度の短時間案件もあり、面接をせずに働くことができます。
また、給与は日払いでも対応が可能です。
本業との両立や、ブランク後の復帰前のウォーミングアップとして、ぜひ活用してみてください。
自分のペースで、自分に合った看護の形を見つけていきましょう。
よくある質問
看護師の退職・転職に関して、よく寄せられる疑問にお答えします。
看護師を辞めたいと考えることは甘えですか?
看護師を辞めたいと考えることは、甘えではありません。
看護師という職業は、身体的にも精神的にも高い負荷がかかる環境です。
現在の仕事の価値観は多様化しており、転職が一般的な時代にもなっています。
「今の職場を辞めたいのか」「看護師という職業を辞めたいのか」を冷静に整理した上で、自分に合った働き方を探すことはごく自然な行動です。
また、労働環境の改善や、自分のライフスタイルに合った職場を求めることはポジティブな姿勢であり、甘えとは異なります。
もし心身に疲れを感じているのであれば、まず信頼できる人や専門家に相談することも大切です。
看護師を辞めて違う仕事に就くためには?
看護師を辞めて違う仕事に就くためには、まず「自分がなぜ辞めたいのか」「次の仕事に何を求めているのか」を明確にすることが重要です。
夜勤のない働き方を求めているのか、人間関係を変えたいのか、看護師の仕事自体を離れたいのかによって、選ぶべき転職先は変わってきます。
先述のとおり、看護師の経験は製薬メーカー・治験コーディネーター・健診センター・産業看護師など、医療の知識を活かせる職場で強みになります。
転職活動の際は、医療系に特化した転職エージェントや転職サイトを活用することで、自分のスキルに合った求人を効率よく探すことができます。
1年目の看護師が辞めたいと感じる主な理由は?
1年目の看護師が辞めたいと感じる主な理由として、まず人間関係の問題が多く挙げられています。
まだ職場に慣れていない段階での人間関係のトラブルは、精神的なダメージが大きくなりやすい傾向があります。
次に、理想と現実のギャップも大きな要因のひとつです。
看護学校で学んだことと現場で求められることの違いに戸惑い、「看護師は自分には向いていない」と感じてしまう方も多くいます。
また、業務量の多さや身体的な疲労、夜勤への適応の難しさも1年目に辞めたいと感じる理由として挙げられます。
こうした理由は珍しいことではなく、多くの先輩看護師も同じ悩みを経験しています。
身体や心が限界に近づいているサインがある場合は無理をせず、まず信頼できる人に相談することをおすすめします。